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夏休みの乗り鉄旅行2016~行くぜ、東北編(2日目) [鉄道]

2日目は仙台を出発して途中平泉にて世界遺産指定の中尊寺・毛越寺を見学。
その後再び北を目指して青森の手前、三沢までたどり着くという行程です。
今回の行程では観光の要素がやや高めな感じ。

ということで、宿泊地(ホテル)を出発して仙台駅へ。

朝の仙台駅

前日は隣駅のあおば通りで降りたので駅舎を外から見ることはなかったのですが、東北地方髄一の主要駅だけあってさすがに大きいです。

尤も新幹線に乗車する訳ではなく、引き続き在来線での旅になるのですが。

ちょっと待って!

目的の列車の発車時刻まで少し余裕があったので他の路線のホームに降りたところ、いきなりレアな車両と巡りあわせ。
かつては昼夜問わず東北の特急列車として活躍した、583系が目の前を通過。

咄嗟にカメラを出して撮影したので、鮮明な写真が撮れなかったのが残念。
(上の写真は元画像からかなり拡大しています)
臨時列車「あいづ」として運用されていたのか、ヘッドマークにはあいづの文字が。
通過する時刻をあらかじめ調べていたのか、カメラを用意して撮影にいそしんでいる方も見かけました。

まずは利府行きに電車に乗車

このまま仙台から北(盛岡方面)を目指しても良いのですが、最初に寄り道をして仙台から数駅先の利府(りふ)行きの電車に乗車します。
仙台から2駅先の岩切で分岐して更に2駅先の利府まで行く通称「利府支線」と呼ばれる路線です。

利府支線は新幹線車両基地に隣接

利府支線は岩切から新利府・利府の2駅しかない路線ですが、新幹線車両基地に隣接しているので車窓からは停車中の新幹線車両を見ることができます。
新幹線好きには隠れたスポットかもしれません。
(実際、車両基地見学会も開催されている模様)

支線の終点、利府

支線の終点、利府駅に到着。
仙台から15分程度。
到着した列車はすぐに折り返しの仙台方面行きとなるため、駅の滞在時間は僅かでした。
(ホームにちょっと降りただけで、すぐさま折り返し電車に乗車)

何故こんな支線が残されているかというと、元々は東北「本線」の一部だった模様。
但し利府から先が急勾配で交通のネックになっていたため、海寄りに現在のルートが開通して利府以北の旧線は廃線になったようです。
このような「路線の付け替え」はさほど珍しくもないですが、旧線の一部が存続しているのはあまり例がないです。

それはさておき、折り返し電車で2駅戻って「岩切」へ。

岩切駅

岩切は支線と本線の分岐駅。

岩切駅ホームから盛岡方面を見る

岩切駅ホームから盛岡方面を見る。
一番左側の線路が支線の利府方面、中央が本線の下り(盛岡方面)もしくは利府発の上り(仙台方面)、右側が本線の上り。奥の高架橋は東北新幹線。

一関行きの電車が到着

10分ほどの後、本線下りの一関行きの電車が到着。
2両編成かつ長距離の列車のため、この時期の例のごとく車内は混雑…。

松島駅

名勝として知られる松島海岸の最寄り駅となる松島駅。
(仙石線の松島海岸駅の方が近いですが)
ちなみに松島駅の少し手前に、前日紹介した仙石東北ラインの分岐点があります。

この後しばらくは内陸部を走行

塩釜~松島間は一瞬海沿いを走行しましたが、この後しばらくは内陸部を走行。
平野部を直線で駆け抜けるので、走行スピードもかなり出ます。
(もちろん新幹線にはかないませんが…)

小牛田駅

途中の中核駅である小牛田(こごた)駅に到着。
駅から東方向に向かう石巻線(石巻・女川方面)、西方向に向かう陸羽東線(新庄方面)の発着駅にもなっています。
但し新幹線の駅はなく、対応する駅は陸羽東線内にある古川駅です。

乗車中の列車はしばらく停車のため、その間に駅構内を散策。

留置線にはお座敷列車と思わしき車両も見かけました

小牛田駅は気動車車両(石巻線・陸羽東線)の車両基地になっていて、留置線には一般車両に混じってお座敷列車と思わしき車両も見かけました。

乗車中の列車

乗車中の列車もそろそろ一関に向けて発車するので、再び乗ることに。
最初は前の車両に乗っていましたが、今度は後ろの車両に移りました。

少し山あい的な風景も見られる

小牛田から先も基本的に平野ですが、少し山あい的な風景も見られます。
進行方向後ろ側の運転席から撮影(逆かぶり付きと呼んでいる)したものですが、ワンマン運転の場合やはりこのアングルが写真がうまく撮れます。

時には川を渡ったり

時には川を渡ったり…

清水原駅

途中の清水原駅。
何となくいい風景だったので撮影。
背景の田んぼも良いですが、桜のシーズンだとかなり綺麗なのかもしれません。

一関駅に到着

乗車した列車の終点、一関駅に到着。
新幹線の駅もあり、気仙沼へと通じる大船渡線も乗り換え。

盛岡方面の列車に乗り換え

一関で更に盛岡方面の列車に乗り換え。
既に宮城県から岩手県に突入しているので、電車も盛岡管轄を表す紫色の帯になっています。

平泉で下車

尤も乗車した列車は2つ先の平泉で下車することになるのですが。

この後は世界遺産にも登録されている中尊寺・毛越寺の観光へ。

駅を降りたところ丁度中尊寺方面の巡回バスが発車するところだったので、すぐさま乗車してまずは中尊寺へ。

中尊寺の参道入口

中尊寺の参道入口は平泉駅からバスで10~15分位。
巡回バスの方が本数はありますが、途中毛越寺を経由する関係で若干時間がかかります。
やはり世界遺産登録地ということもあり、観光客でいっぱいでした。
(もちろん時期的な要因もありますが)

※参考:中尊寺ホームページ

表参道の月見坂

入口から本堂、更には奥の金色堂までの表参道は「月見坂」と呼ばれる上り坂になっています。

見晴台(東物見)から見た風景

途中の見晴台(東物見)から見た風景。
中央やや右手には東北本線の線路と国道4号線の道路、その奥には北上川が流れています。

弁慶堂

薬師堂

大日堂

本堂にたどり着くまで途中に弁慶堂・薬師堂・大日堂などの数々の「お堂」が点在しているのですが、各堂に朱印があるので手持ちの朱印帳がどんどん埋まることに。
本堂・金色堂も含めて全てのお堂の朱印をコンプリートすることになると10個を超えてしまうので、さすがにそれは無理でした。
(それでも8個位にはなった)
費用もかなりかさむことに…。

本堂に到着

ようやく本堂に到着。
ご本尊は釈迦如来坐像。

そして金色堂へ

そして金色堂へ。
中尊寺の入山料は無料なのですが、金色堂については別途拝観料(800円)がかかります。
ちょうど秘仏御開帳の期間だったので、金色堂との共通拝観券(1.200円)で入場しました。

※秘仏「一字金輪佛頂尊」御開帳は11月6日まで、秘仏のみの拝観券は500円

写真のお堂は金色堂を収めている「覆堂」で金色堂自体の撮影は勿論禁止ですが、堂全体が金箔で覆われ柱などの装飾もまこときらびやかで、平安時代の奥州藤原氏の栄華ぶりが伺えました。

境内の最奥にある能舞台

境内の最奥にある能舞台。
ここから参道入口まで引き返すことに。
途中、秘仏などを拝観しましたが、ご丁寧というか秘仏の朱印もありました(受けました)。

中尊寺ハス

金色堂下の池の隣ではハスが栽培されていましたが、中尊寺ハスという独自品種とのこと。

その後参道入口まで戻って次は毛越寺(もうつうじ)に向かうのですが、ちょうどよいバスの便がなくかといってタクシーを利用するのもコストがかかりすぎるので、徒歩で移動することに。
距離にして約2km、自分の足で20分強といったところ…。

毛越寺表門

正直暑さはちょっとしんどかったですが、とりあえず毛越寺の入口(表門)に到着。
特別史跡・名勝の庭園も含めて拝観料は500円。

※参考:毛越寺ホームページ

庭園のシンボルとも言える池中立石

毛越寺境内の大半を占めるのが大泉が池を中心とした庭園。
平安時代後期の「浄土庭園」と呼ばれる庭園様式で、現存する日本庭園としては最古のものです。
(奈良平城京の東院庭園など様式的にはこれより古いものがありますが、復元ではなく創建当時のまま残っているものとしては毛越寺庭園が最古)

写真の池中立石(ちちゅうたていし)は荒磯の風情を表現したもので、毛越寺庭園のシンボルとも言える光景です。

庭園のもう一つの特徴となる州浜

こちらは庭園のもう一つの特徴となる州浜(すはま)。
海岸の砂州を表現したもので、池中立石の荒々しさとは対照的に緩やかな曲線を描きこれまた見事な光景です。

芭蕉夏草の句碑

表門から本堂への参道の途中にある、芭蕉夏草の句碑。
かの松尾芭蕉がここを訪れた際に詠んだ「夏草や 兵どもが 夢の跡」の俳句が刻まれています。

境内南西部にあるハス園

境内敷地の南西部にはハス園がありました。

金堂円隆寺跡

建造物については創建当時のものは現存せず、金堂や講堂など伽藍の主だった建物は跡地に基壇や礎石などが残るのみとなっています。
上の写真は金堂円隆寺の跡地ですが、創建時には金堂の建物と、ここから池の中島と、更に池の対面にあった南大門まで2つの橋がかけられていたそうです。
(中島を挟んで南北2つの橋がかけられている様式としては、金沢文庫の称名寺などがある)

遣水(曲水)

金堂跡地の東側を流れる遣水。
山水を池に取り込むための水路ですが、蛇行しながらゆっくりと平野を流れる川の姿を表現しています。
遣水は創建時の遺構から復元されたものですが、日本最古の作庭書である「作庭記」に記されている技法を元として、当時の様子を目の当たりにすることができます。
また平安時代の儀式を再現した「曲水の宴」がここ遣水の周辺にて毎年5月に行われます。

常行堂

遣水の東側、江戸時代に再建された「常行堂」。
再建された建造物も少なく、常行堂の他に池の西側にある開山堂と本堂の他は全て跡地です。

州浜を別の角度から見る

州浜を別の角度から見る。
池に向かって伸びる地形はまさしく「砂州」を表現したものであることが分かります。

兼六園などの回遊式庭園とは趣が異なりますが(江戸時代の様式である回遊式庭園は主に観光目的で作られた庭園のため)、浄土庭園=極楽浄・仏の世界を表現した空間ということで見ごたえは十分にある、というのが率直な感想です。

そんな感じで中尊寺・毛越寺を拝観した後は再び平泉駅へ。
(毛越寺~平泉駅は徒歩15分程度)

平泉駅に戻ってきた

駅から降りたときはゆっくり見れませんでしたが、駅舎は中尊寺・毛越寺をイメージした和風な造り。

臨時列車の「ジパング」

駅に戻ってきた時、丁度臨時列車の「ジパング」が発車しました。
485系改造のイベント専用車両。

とりあえず目的の電車に間に合った

目的の電車の発車時刻が気になっていましたが、とりあえず間に合いました。
これを逃すと、目的地への到着時刻が1時間以上ずれ込むことになるのです。
(ローカル線の場合、列車本数が少ないことに加えて列車の乗り継ぎ時間のロスも加味されるため)

正面は中尊寺がある山

車窓から先ほど観光した中尊寺がある山が見えました。

北上川を渡り…

北上川を渡り…(支流の可能性あり)。

北上駅

途中の北上駅に到着。
新幹線と北上線(横手方面)と乗り換え。

空港の最寄り駅とは思えないのどかさ

花巻空港駅。
空港の最寄り駅とは思えないのどかさです。

いかにも「取って付けた」感が漂う

それもそのはずで、国鉄時代は「二枚橋」という駅名でJR化後の1988年に改称された模様。
かといって花巻空港のターミナルビルと近接しているわけでもない(4km程度)ので、いかにも「取って付けた」感が漂います。

ちなみに花巻空港に最も近い駅はより釜石線(隣の花巻駅で接続)にある似内駅ですが、釜石線の列車本数自体が少ないので当駅を花巻空港と改称した経緯があったようです。

長~い直線が続く

(乗車している電車の)終点盛岡に向けて、長~い直線が続きます。
列車は2両編成ながらもかなりスピードが出ていて、かつて幾多の特急列車が駆け抜けた往時が伺えます。
そもそも貨物列車にとっては依然主要な幹線であるので、線路の規格はそのまま維持されているのです。

もうすぐ盛岡

新幹線の線路と合流し、もうすぐ盛岡です。

盛岡到着

盛岡に到着。
写真の車両は田沢湖線(秋田新幹線)の普通列車ですが今回は乗車しません。
車両は東北ローカル列車の標準形式である701系ですが、秋田新幹線開通時に標準軌化された線路に合わせた5000番台です。
(線路幅の違いについて後日山形での記事で詳しく説明する予定)

盛岡からはIGR線に

盛岡から先は第三セクター線であるIGR(いわて銀河鉄道)線に乗車。
更に青森県に入ると青い森鉄道線という、別の三セク線に変わります。

注意すべきなのがこれらの路線は三セク線、つまりはJR線ではないため青春18きっぷは利用できないということです。
※青い森鉄道線のみ、既存JR線との接続駅間で途中下車しなければ乗車が可能という特例がある模様

自分の場合今回利用しているのが「北海道&東日本パス」という別のフリーきっぷなので、これならばIGR線・青い森鉄道線ともにそのまま乗車可能。
つまりはここでこのフリーきっぷのメリットが生きてくるということです。

盛岡が始発駅になっていることに注目

駅票もIGR線独自のものに変わりますが、注目すべきは盛岡が始発駅になっている(JR線側の駅名が書かれていない)こと。
ホーム内の線路も駅改札側が行き止まりになっているので、名実ともに始発駅ということですね。

要は他のJR線と列車運用が完全に分離されているということなのですが、実はこのホームからIGR線の他に(JRの)花輪線の列車も発着するようです。
花輪線は途中の好摩という駅までIGR線を走行しますが、18きっぷ利用の場合は好摩から先花輪線に引き続き乗車する場合でも当該区間(盛岡~好摩間)についてはIGR線内の運賃が発生するものと思われます。
完全に既存のJR在来線が三セク化したことによる弊害ですが、何ともややこしいです…。

進行方向左側からは岩手山が見える

森岡を発車して少しの間、進行方向左側からは岩手山が見えます。

反対側はそれほど高い山はない

反対側(進行方向右側)はそれほど高い山は見当たりません。

いわて沼宮内駅

いわて沼宮内駅に到着。
新幹線接続駅ですが、山あいの中にある駅なので利用者数は少なそう…。

奥中山高原駅

ホーム先端の黄色い看板には「奥中山」と表記されていますが、現在は「奥中山高原」という駅名です。
既存在来線が三セク線化された際に既存駅名に「~高原」や「~温泉」といった語句がプラスされる例は多い模様。

更に山あいの区間になる

線路は更に山あいの区間になります。
勾配も多少きつくなりますが、(元)東北本線なので走行スピードは相変わらずです。
尤も乗車中の電車は2両編成なので、難なく走行できますが。

金田一温泉に到着

乗車した電車は途中の金田一温泉止まり。
折り返しの盛岡行きとなります。

尚乗車した車両は「IGR7000系」と称されますが、ご覧の通りJR701系と同タイプ。
JR東日本から購入したものと、IGR線開業時に新製した車両がある模様。

駅を降りてみる

次の列車の到着時刻まで少し余裕があったので、駅を降りてみました。
東北本線時は特急列車も停車していました(駅構内に待避線がある)が、現在は普通列車のみの運行なので寂れた感が漂います。
ちなみにこの駅も元は「金田一」で、後から「温泉」が加わったようです。

※確認したところ特急は停車しなかった模様。

座敷わらしの里

「座敷わらしの里」ということでアピールはされていますが…。

八戸行きの電車が到着

そうこうしているうちに、八戸行きの電車が到着。
まだIGR線内ですが、今度は青い森鉄道の車両。

目時駅

金田一温泉の1つ先の目時(めとき)駅。
IGR線と青い森鉄道線の境界となっている駅ですが、実際の運用はここが終着ではなく二戸・金田一温泉・八戸が折り返し駅となっている模様。
岩手・青森の県境なので境界駅となっていますが、見たところ何の変哲もない中間駅です。

苫米地

苫米地、何となく北海道っぽい駅名。
青い森鉄道線の駅票は独自スタイルではなく。JR東日本のものと統一されています。

線路が段差になっているのが特徴的

この辺りは線路が段差になっているのが特徴的です。
線路を複線化した際に段差をつけることで勾配を軽減した、という対策だそう。

八戸に到着

八戸に到着。
乗車した電車は八戸止まりなので、ここで更に青森行きの電車に乗り換え。

新幹線ホームが隣接

八戸駅は在来線ホームに新幹線ホームが隣接。
奥にははやぶさ用のE5系車両が停車。

在来線は青い森鉄道線に変わりましたが、JRの在来線では八戸線の始発駅となっています。
(八戸線は終点の久慈で、三陸鉄道線に接続)

青森行きの電車が到着

青森行きの電車が到着(これが本日最後乗車する列車)。
写真の青い森701系も、JR701系と同タイプの車両。

田んぼの奥に新幹線の新しい高架橋が走る

田んぼの奥に新幹線の新しい高架橋が走ります。
(日没につきこの辺りが車窓からの撮影の限界)

三沢にて本日の行程が終了

当日は三沢で宿の確保をしているので、ここで下車。2日目の行程終了です。

<2日目まとめ>
途中平泉の観光を挟み、仙台から青森圏までの移動。
中尊寺で多少長居しましたが、この日も予定通りの行程をこなすことができました。

~3日目に続く~
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